うなぎにはどのような栄養素が含まれている？

うなぎにはどのような栄養素が含まれている？

古くは縄文時代から日本人に食されていたといううなぎは、栄養素の宝庫だと言われています。古来からスタミナ食であり夏バテ防止効果があると言われてきました。そのように珍重されてきたうなぎにはどのような栄養素があるのでしょうか。代表的なものとしてはビタミンAとビタミンB1です。ビタミンAは体の抵抗力を強め、目の健康に役立つ働きをしますし、ビタミンB1は、脳神経の働きを助け、疲労回復のために夏バテ予防に役立ちます。その他にもビタミンB2は肌、髪、爪の健康に、ビタミンDは骨や歯を強くします。ほうれん草の６倍も含まれています。ビタミンEは細胞の老化防止、成人病予防に役立ちます。これは比較的は多いと言われるレタスの３倍です。さらには血液をサラサラにし、血液の病気予防効果があるEPAです。その他にもDHA、コラーゲンも多く含まれています。EPAやDHAは人間の身体から作り出すことの出来ないものです。このようにうなぎは食べて美味しいだけではなく、「栄養」、「美容」に優れた食材でもあります。まさに薬膳そのものの食材なのです。

貧血を改善させたいならうなぎでエネルギーチャージ

血糖値や尿酸値やクレアチニン値や中性脂肪値や肝機能数値や血圧や内臓脂肪レベルや骨密度や血管年齢やコレステロール値など、人間ドックや定期健診の検査結果で気になる数値はたくさんありますが、ヘモグロビン値もその一つです。貧血の指標となる大事な数値で、低ければ低いほど貧血のリスクが高くなります。ヘモグロビンは赤血球の血色素で、体内に酸素を循環させるという大事な役割を果たします。不足すると血液運搬が上手くいかず酸欠状態に陥ってしまい、息切れや動悸やめまいなどの症状があらわれます。ヘモグロビン値が低めで貧血の症状を感じているなら、うなぎを食べてエネルギーチャージをしましょう。うなぎにはビタミンB12や鉄や葉酸という造血作用を持つ栄養成分が豊富に含有されており、貧血改善・予防に役立つ食材として重宝されています。ヘモグロビン量を増やすにはサポート成分であるビタミンCも必要です。うなぎにはビタミンCが含まれていませんので、生野菜サラダやフルーツで補いましょう。